お知らせ(2010年2月-4月)

この度、平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭で「MOONBELL (Selene /Kaguya Lunar Sound)」が、審査委員会推薦作品 アート部門/WEBに選ばれました。

この文化庁メディア芸術祭とは、文化庁メディア芸術祭実行委員会が主催しており、高い芸術性と創造性を基準に選考が行われているものです。応募総数は、2,592作品で、53カ国・地域からにも及ぶ大変、大きな芸術祭です。このような中で賞をいただけたことは、大変喜ばしいことだと考えております。

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2月15日(月)に愛知県立足助高等学校にて、かぐやサイエンスマネージャの加藤學教授の講演会が開催されました。この講演会は、以前、足助高等学校1年A組・B組の皆様が「かぐや」の映像に感動しパッチワークで作成してくださった作品『Dear the Earth.こちら、かぐや』へのお礼をかねて交流をさせていただきたい、という思いから実現した講演会です。

当日は、生徒の皆さんから喜びの声をいただき、また熱心な質問を多数頂戴し、大変すばらしい講演会を開催できました。足助高等学校の皆さんに楽しんでいただけて私たちもうれしい気持ちでいっぱいでした。

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この度、月周回衛星「かぐや」の運用で非常にお世話になりました運用局「勝浦局」「沖縄局」が、小惑星の名前として命名されることが国際天文学連合(IAU)に正式承認されました。 「Katsuura」は小惑星(12469)の名前として、「Okinawa」は小惑星(13188)として承認を受けました。

この小惑星の命名にあたっては、日本のアマチュア天文家である入間市児童センター(埼玉県)技術専門委員の佐藤直人さんに大変ご尽力をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。



この度、第61回全国カレンダー展において「TOUCH THE MOON」が、文部科学大臣賞を受賞しました。

この作品は、毎年チャリティー活動をしている福岡県の印刷会社からJAXAへの協力依頼があり、かぐやのデータを提供して作られた作品です。 写真ではわかりにくいですが、点字にて日付がわかるようになっているばかりではなく、実際に触れてさまざまな感触がわかるようにできている大変すばらしい作品です。 JAXA以外にもさまざまな企業や団体の協力により製作されたこのカレンダーは、福岡県の盲学校の生徒の皆さんに配布されるとのことです。


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