6月18日に種子島宇宙センターにて、「かぐや」の記者公開が実施されました。当日は朝から雷警報がでて、衛星公開があやぶまれるような状況でしたが、その後の急速な天気の回復により、燦々と輝く太陽が降りそぞく中での過去最多といわれる参加者でした。
「かぐや」という素晴らしい愛称がついたSELENEは、「月に願いを」キャンペーンで約41万人の世界のみなさまからの名前・メッセージを記載したネームシートを艤装した形で、プレスのみなさまへの公開となりました。
残念ながら、ネームシート本体は、黒いMLI(断熱材)の下に貼られているので直接見ることはできませんが、別の部屋でレプリカの展示と説明を行いました。
また、とてもカラフルな色をつかって書かれた種子島での応援メッセージの旗も展示し、参加者の関心をひいていました。
今後、「かぐや」は、ロケットの到着にあわせて、打ち上げに向けて最終的な準備に入ります。
*写真は竹崎にある観望台からの射場と「かぐや」の様子です。