粒子線計測器
α(アルファ)線検出器(ARD)は、月の進化や月表面の短期変動の手がかりとなるRn(ラドン)分布を調べます。粒子線検出器(PS)は、人類が月、火星、宇宙へと進出して行く時に脅威となる宇宙線による放射線環境を調べ、宇宙における放射線の予報(宇宙天気)を行うための基礎となるデータを取得します。
ARDとPS検出器には、非常に高精度のシリコン半導体検出器で構成されています。さまざまな厚さのシリコン検出器を何枚も重ねてエネルギーの高い粒子から低い粒子までを検出することができます。さらに、粒子が酸素なのか鉄なのか、ということも特定することができます。
CPS
高島 健
Takeshi Takashima
宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究本部
宇宙プラズマ研究系