お知らせ(2009年2月)

平成21年2月27日(金)、科学技術団体連合の主催で第3回科学技術における「美」パネル展の表彰式が執り行われ、H-IIAロケット13号機打ち上げ画像とともに、月周回衛星「かぐや」のハイビジョンカメラが撮影した画像が優秀賞を受賞いたしました。
本パネル展は平成20年度科学技術週間の関連事業として行われたもので、JAXAは本パネル展には初めて出展しました。

表彰式の様子1表彰式の様子2表彰式の様子3
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月周回衛星「かぐや」は、2月10日の「半影月食(*)」時に「かぐや」から見て地球が太陽の大部分を覆い隠し、地球がダイヤモンドリングのように見える瞬間を、ハイビジョンカメラで撮影することに成功しました。この現象が月から撮影されたのは世界で初めてのことです。(画像:(C)JAXA/NHK)
地球の「ダイヤモンドリング」
*半影月食とは、太陽、地球、月がほぼ一直線に並び、月が地球の半影に入る(月から見て太陽が地球により一部隠されて見える)現象です。月に届く太陽の光量が減るため地球からは月の表面がいつもより暗く照らされて見えます。

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「かぐや」ハイビジョン望遠カメラによる映像 月から見た地球の「ダイヤモンドリング」


本日開催された宇宙開発委員会において、月周回衛星「かぐや(SELENE)」の状況について報告をいたしました。

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国際共通語としての英語を通じて、国際的な相互理解と世界の人々との友好を主たる目的として、1998年10月に発足した非営利、非政治のボランティア団体「日本英語交流連盟(英語名:English-Speaking Union of Japan、略称ESUJ)」。
去る1月20日(火)に、『2009年宇宙の旅~月への誘い~』というテーマでプロジェクトメンバーによるプレゼンテーションが行われました。

NEWS LETTER No. 115


宇宙空間の研究に対する援助や情報の交換、宇宙空間の平和利用のための実際的方法及び法律問題の検討を行う、国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)が日本を含む69カ国で組織されています。
その中に設置されている、専門的な見地から科学技術面における国際協力に関する検討をおこなう科学技術小委員会(Scientific and Technical Subcommittee)の第46会期が、2月9日から20日にかけてオーストリアのウィーンで開催され、その会場で「かぐや」のポスターや模型、月シートなどの展示が行われます。
また、18日には「かぐや」のプレゼンテーションが行われ、これまでの成果が世界に伝えられる予定です。
昨年の展示の様子
写真:昨年の展示の様子


外務省:国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)について
科学技術小委員会(英語)