お知らせ(2008年12月)


9月13日(土)、日本科学未来館にて「未来館でお月見2008」の関連イベントとして行われた『月から生まれた新しい響き ~「かぐや」からmoonbellへ~』の様子が公開されています。
「かぐや」のレーザ高度計(LALT)の観測データからアートディレクター、音楽家、プログラマー、そして「かぐや (SELENE)」の研究者・技術者が結集したプロジェクト「moonbell」を映像でご覧頂けます。

deep_science クロストーク vol.1
moonbell - kaguya lunar sound -



オンライン動画配信ポータルサイト「Youtube」で、映像配信をスタートしました。
ハイビジョンカメラ(HDTV)地形カメラ(TC)などの迫力ある映像をご覧下さい。今後も随時配信動画をアップロードする予定です。

URLは、http://jp.youtube.com/user/JAXASELENE です。



イベント幟
月や宇宙の謎に迫るイベント「宇宙へGO 月周回衛星かぐやがみた神秘 ~天女と共にin館林~」が11月22日から24日まで、群馬県館林市の向井千秋記念子ども科学館で開催されました。


開催期間中に行われた「かぐやが見た月と月面開拓」と題する講演では、向井千秋宇宙飛行士と「かぐや」のプロジェクトメンバーを講師に迎えた他、NHKのハイビジョンカメラ(HDTV)の主研究者や、JAXAの専門家による「かぐや」に関する講演が行われました。
併せて、かぐやのデータを基に高低差を表した凹凸月球儀やナガオカクレーターを立体視できるアナグリフ画像の展示なども行われました。

講演「かぐやが見た月と月面開拓」アナグリフ画像の展示月シート

会場には、将来の宇宙飛行士を目指す子供たちや宇宙旅行に関心のある子供たちが多く参加され、「かぐや」の地形カメラ(TC)のデータから作成されたティコクレーターの3次元立体動画を見て驚いたり、凸凹月球儀にふれていただきました。
また、向井宇宙飛行士と一緒に写真を撮ってもらったりと、子供たちが「かぐや」ならびに宇宙への関心を高めるきっかけとしていただけたのではないかと思っています。

月シート 凸凹月球儀